石油ファンヒーターとエアコン、暖房費が安いのはどっち?それぞれの向き不向き
公開:2026/10/23
ポイント
同じ暖かさを作るのにかかるお金は、条件しだいで近い金額になります。外が寒すぎない地域ではエアコンが安くなりやすく、とても寒い地域や、すぐに部屋を暖めたいときは石油ファンヒーターが有利です。
同じ暖かさで比べると
灯油1Lを燃やすと、およそ10kWh分の熱が出ます。灯油1L=120円なら、1kWh分の暖かさを作るのに約12円です。
エアコンは、使った電気の何倍もの熱を外の空気から集めて部屋に運びます。たとえば電気の3倍の熱を出せる状態なら、1kWh分の暖かさを作るのに 31円 ÷ 3 = 約10円です。
ただし、エアコンは外が寒くなるほど効率が下がります。とても寒い日は、石油ファンヒーターと同じくらいか、それより高くなることもあります。
| 石油ファンヒーター | エアコン | |
|---|---|---|
| 1kWh分の暖かさの費用 | 約12円(灯油1L=120円) | 約10円(効率3倍のとき) |
| 暖まるまで | 速い | 比べるとゆっくり |
| 寒い地域 | 強い | 効率が下がりやすい |
| 手間 | 給油・換気が必要 | ほぼなし |
石油ファンヒーターが向いている人
冬の寒さが厳しい地域に住んでいる人や、帰ってきてすぐに部屋を暖めたい人に向いています。
灯油が燃えるときに水蒸気が出るので、エアコンにくらべて部屋が乾燥しにくいと感じる人もいます。
エアコンが向いている人
給油や換気の手間をかけたくない人や、賃貸で石油暖房が使えない人に向いています。部屋にもともと付いているエアコンなら、追加で買うものもありません。
賃貸に住んでいる人の注意
賃貸の部屋では、契約で石油ストーブや石油ファンヒーターの使用が禁止されていることがあります。使う前に、契約書や管理会社に確認しておきましょう。
管理人のひとこと
管理人が石油ファンヒーターを5年使って一番よかったと思うのは、部屋がしっかり暖かくて、乾燥しにくいところです。どちらが合うかは住んでいる地域や部屋の条件でも変わるので、両方をうまく使い分けるのもおすすめです。
電気代は公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(1kWhあたり31円)、灯油は1L=120円の仮の金額で計算しています。エアコンの効率は機種や外の気温で大きく変わるため、数字はあくまで比べるための目安です。
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